フリーターにおすすめのアルバイトを一挙紹介!働く際の注意点も解説
2024/10/8 更新
-
■目次
- 1.フリーターがアルバイト探しで重視したいポイント
-
・アルバイト探しのポイント1【時給・交通費の有無】
・アルバイト探しのポイント2【シフトの融通・掛け持ちの可否】
・アルバイト探しのポイント3【自分の興味・関心】
・アルバイト探しのポイント4【正社員登用制度の有無】
- 2.フリーターにおすすめのアルバイト10選!
-
・飲食店スタッフ
・コンビニエンスストア
・イベント運営・設営
・スーパーマーケット
・工場スタッフ
・警備員
・清掃員
・コールセンター
・引越しスタッフ
・事務職
- 3.フリーターとして働く際の注意点
-
・掛け持ちする場合のシフト調整
・確定申告が必要な場合もある
・税金や保険料の納付
- 4.アルバイト以外の選択肢もある!
-
・フリーターを続けるリスクも認識しておく
・フリーターから正社員を目指す
・派遣・契約社員という選択肢も
フリーターがアルバイト探しで重視したいポイント
まずは、フリーターがアルバイトを探す際に、押さえておきたい4つのポイント「時給・交通費の有無」「シフトの融通・掛け持ちの可否」「自分の興味・関心」「正社員登用制度の有無」について解説します。
アルバイト探しのポイント1【時給・交通費の有無】
アルバイトとして働くうえで、時給や交通費の有無は最も重要なポイントといえます。どれほど魅力的な仕事であっても、時給があまりにも低いと必要な生活費を稼げない可能性もあるため、「時給●●円以上はマスト」と最低ラインを決めておくといいでしょう。
また、自宅と勤務先の往復にかかる交通費も、長い目で見るとそれ相当の金額になります。交通費が自己負担の場合、その分だけ収入が減ってしまいますので、できれば交通費全額支給のアルバイトを選ぶのがおすすめです。
アルバイト探しのポイント2【シフトの融通・掛け持ちの可否】
アルバイトで自分に合った働き方をするためには、シフトの融通や掛け持ちの可否も重要なポイントとなります。ひとつのアルバイト先でしっかり稼ぎたい場合は、「毎回、フルタイムで希望するシフトに入れるか」、空き時間を利用してスポットで働きたい場合は、「ほかのアルバイトとの掛け持ちや短時間勤務が可能か」という点を確認しておきましょう。
アルバイト探しのポイント3【自分の興味・関心】
アルバイトで生計を立てるフリーターは、ひとつのアルバイト先で長く働いたり、同じ仕事を長期間続けたりするケースが多くなります。しかし、いくら時給が高くて安定して稼げても、仕事内容に興味・関心が持てないと、長く続けるのは難しいかもしれません。よって、自分が好きなことや、能力を生かせるようなアルバイトを選ぶのが理想的です。
アルバイト探しのポイント4【正社員登用制度の有無】
正社員登用制度とは、非正規雇用のアルバイトやパート従業員を、そのまま正社員として登用する制度です。正社員に登用されるためには、勤務期間や勤務態度、年齢、登用試験合格などの条件を満たす必要がありますが、一から就職活動を始めるより正社員になれる可能性が高くなります。将来的に正社員として働くことを考えている人は、アルバイト先の会社に正社員登用制度があるかどうか確認しましょう。
フリーターにおすすめのアルバイト10選!
ここからは、フリーターにおすすめのアルバイトを10種類ピックアップ。それぞれの仕事内容や特徴とともに、おすすめのポイントやメリットなども紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
飲食店スタッフ
飲食店の仕事は大きく分けて、調理を担当する「キッチンスタッフ」と、接客を担当する「ホールスタッフ」の2種類があります。飲食店のアルバイトは、比較的シフトの融通がききやすく、ほかのアルバイトと掛け持ちで働くことも可能。店舗によっては休憩時の「まかない(食事補助)」があるので、食費を節約したい一人暮らしの人にもおすすめです。
コンビニエンスストア
接客やレジ業務をはじめ、商品の品出しや陳列、店内販売の総菜調理、公共料金の支払い対応、店内外の清掃・管理など、幅広い業務を担当するのがコンビニスタッフの特徴です。そのため、人と接することが好きな人や、さまざまな店舗業務に携わりたい人に向いているでしょう。また、24時間営業のコンビニはシフトの融通がききやすく、時給が高くなる夜勤でしっかり稼ぎたい人にもおすすめです。
イベント運営・設営
コンサートや展示会、スポーツの試合など、各種イベントのサポート業務を担います。仕事内容はイベントによって異なりますが、来場者の誘導や案内、グッズ販売、会場の設営などが主な仕事となります。1日単位の単発の求人も多いため、複数のアルバイトを掛け持ちしたい人に好適です。
スーパーマーケット
スーパーマーケットでは、商品の陳列やレジ業務といった表方の仕事と、総菜の調理や生鮮食品の切り分けといった裏方の仕事かあります。食品を扱う仕事なので、清潔感のある身だしなみや衛生管理の徹底が求められます。短時間勤務が可能な店舗が多いため、アルバイトの掛け持ちや、空き時間を利用して働きたい人におすすめです。
工場スタッフ
ベルトコンベアーで流れてくる部品の組立・加工を行うライン作業や、製品・部品をピッキング・梱包する作業、完成品の検査・検品など、さまざまな仕事があります。基本的に一人でコツコツとこなす作業が多いため、人と関わるのが苦手な人にも向いているでしょう。24時間体制の工場では夜勤もありますので、夜勤手当でしっかり稼ぎたい人にもおすすめです。
警備員
工事現場や商業施設、イベント会場やビルなどで、街や人々の安全を守る仕事です。警備の仕事に就くためには、事前に警備員講習を受ける必要がありますが、その分、時給が高めの求人が多く、夜勤手当の付く深夜勤務の場合は、さらなる高収入も目指せるでしょう。ただし、有事の際には迅速な対応が求められるため、仕事中はある程度の緊張感と責任感が求められます。
清掃員
オフィスビルや商業施設、交通機関などの清掃を行う仕事で、年齢・経験を問わず従事できるのが魅力です。数人でチームを組んで作業する場合もありますが、基本的に一人で黙々と取り組む作業が多いため、人とのコミュニケーションが苦手な人にもおすすめです。ただし、汚れのひどい場所やトイレなどを掃除しなければいけない場合もありますので、汚れが苦手な潔癖症の人には厳しいかもしれません。
コールセンター
コールセンターは、通販の注文受付や顧客からの問い合わせに電話で応対する仕事です。用意されているマニュアルを元に応対していくため、丁寧な言葉遣いができる人であれば、問題なくこなせるでしょう。短期間・短時間や週2~3日のシフトで働ける職場も多いので、アルバイトの掛け持ちや、空き時間を利用して稼ぎたい人にもおすすめです。
引越しスタッフ
引越しスタッフのアルバイトは、一般家庭やオフィスの転居が集中する繁忙期(3~4月)に求人が増える傾向にあります。繁忙期は時給も高く設定されていますので、掛け持ちのアルバイトとして、短期集中で稼ぎたい場合にもおすすめです。重い家具や荷物を運ぶ力仕事が中心となるため、体力に自信がある人や、働きながら体を鍛えたい人に向いているでしょう。
事務職
一般企業などのオフィスで、書類作成や伝票整理、コピーや電話対応などの業務を担当します。会社の営業時間に合わせて、勤務時間がある程度固定されるため、シフトの融通はききにくいですが、その分、安定的に収入を得られるのがメリットです。基本的なビジネスマナーやパソコンのスキルが身につくので、将来事務職として就職したい人にもおすすめです。
フリーターとして働く際の注意点
フリーターとして働く際には、注意したい点がいくつかあります。なかでも「掛け持ちする場合のシフト調整」「確定申告が必要な場合もある」「税金や保険料の納付」の3点は、とくに注意が必要なポイントとなりますので、必ず確認しておきましょう。
掛け持ちする場合のシフト調整
アルバイトを掛け持ちする場合、シフトを入れた時間が重ならないよう十分注意しましょう。ほかのアルバイトと予定が重なって欠勤すると、周囲に迷惑をかけて信用を失うことになりますので、ダブルブッキングが起きないよう、自分のスケジュールをしっかりと管理することが重要です。
また、しっかり稼ぎたいからといって、休む間もなくアルバイトを掛け持ちしていると、心身ともに疲弊して体調を崩しかねません。身体を壊して働けなくなってしまうと、当然ながら収入も途絶えてしまいます。日ごろから体調管理をしっかり行い、少なくとも週に1日は完全オフにして、心身をリフレッシュするようにしましょう。
確定申告が必要な場合もある
確定申告とは、1年間の所得に対してかかる所得税を、自分で申告する手続きのことです。勤務先で年末調整を受けていなかったり、2つ以上の仕事を掛け持ちしたりする場合、フリーターでも確定申告で正しい所得を申告する必要があります。
ただし、複数の勤務先から給料をもらった場合、年末調整されなかった給料の合計額が20万円を超えていなければ申告は不要です。また、仕事を掛け持ちしておらず、勤務先で年末調整を受けている場合や、年収が103万円を超えない場合も申告する必要はありません。
税金や保険料の納付
アルバイトで働くフリーターであっても、一定以上の収入があれば「所得税」や「住民税」を納める義務が生じます。これらの税金が勤務先の給与から天引きされていない場合、自分で納付する必要がありますので必ず確認してください。
-
-
●所得税は「年収が103万円を超えた場合」
●住民税は「前年度の年収が約100万円を超えた場合」
に課税対象となります。
※住民税の年収額は自治体によって多少異なります
-
さらに、勤務先の社会保険に加入していないフリーターは、「国民健康保険」や「国民年金」の保険料も自分で支払わなければいけません。ただし、年収130万円未満のフリーターが親や配偶者の扶養内で働く場合は、国民健康保険への加入が免除されます。
フリーターが納める税金・保険料について詳しく知りたい方はコチラ!
フリーターが納める税金の種類や支払額、控除の仕組みなどを徹底解説!
アルバイト以外の選択肢もある!
フリーターを続けるリスクも認識しておく
ここまで見てきたように、フリーターは自分の希望に合ったアルバイトを選んで、自由な働き方ができるのがメリットです。また、特別なスキルや経験がなくてもチャレンジできる仕事が多く、体力のある若いうちは、高収入や掛け持ちのアルバイトで効率的に稼ぐこともできるでしょう。
しかし、雇用や収入が安定しない非正規雇用のフリーターは、正規雇用の正社員と比べて、将来的にリスクを抱えやすい働き方であるのも事実です。よって、アルバイトをしながらフリーターを続けるのであれば、そのリスクやデメリットについてもしっかり認識し、将来に不安を感じているのであれば、アルバイト以外の選択肢も検討してみましょう。
-
-
【フリーターを続けるリスク・デメリット】
●雇用が不安定で解雇されやすい
●収入が不安定で増えにくい
●スキルアップやキャリア形成が難しい
●社会的な信用度が低い
●将来もらえる年金受給額が低くなる
-
フリーターを続けるリスクについてはコチラの記事もチェック!
一生フリーターを続けるのはアリ?将来的なリスクを認識して判断しよう!
フリーターから正社員を目指す
こうしたリスクやデメリットを避けるためには、やはり正社員として就職するのがベストといえるでしょう。フリーターからの正社員就職は、ハードルが高いと感じるかもしれませんが、決して不可能ではありません。
たとえば、人手不足の業界は求人件数が多く、応募の条件や就業のハードルも低い傾向にあります。とくに、製造業・建設業・運輸業・介護業・サービス業などの職種は、慢性的に人手が不足しており、就職への意気込みや仕事の適性が認められれば、フリーターでも比較的スムーズに採用される可能性があります。
フリーターから正社員を目指す方法や、就活成功のポイントはコチラをチェック!
フリーターと社会人は違うの? フリーターから正社員になるには?
フリーターの就活の進め方やコツ、就職を勝ち取るためのポイントを伝授!
派遣・契約社員という選択肢も
フリーターからいきなり正社員になる自信がなければ、まず派遣社員や契約社員として働き始め、職場体験を積むことでステップアップしていくのもいいでしょう。
そのほか、派遣社員から正社員になる方法としておすすめなのが「紹介予定派遣」という働き方です。紹介予定派遣とは、一定の派遣契約期間が満了した後、直接雇用に切り替えることを前提とした働き方です。派遣期間中に直接雇用契約を結ぶかどうかを本人と派遣先企業が検討し、双方の同意が得られれば、そのまま正社員として働くことができます(はじめは契約社員や準社員の場合もあり)。こうして、本人と企業の双方がマッチングを見極める期間を設けることで、切り替え後のミスマッチを抑えられるのがメリットです。
紹介予定派遣の求人は、下記の<工場求人ナビ>サイトにも掲載していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!
── 日総工産<工場求人ナビ>では、未経験&フリーター歓迎の工場ワークや、正社員・紹介予定派遣の求人を多数ご紹介しています。専門コーディネーターによるお仕事探しやアドバイス、研修プログラムによる人材教育など、就職・転職に向けたサポート体制も充実! まずは下記ボタンをチェックして、お気軽にエントリー&ご応募ください!
