1. 工場求人トップ
  2. 工場求人ナレッジ
  3. アルバイトと派遣の違いは何?働き方からメリット・デメリットまでご解説!

アルバイトと派遣の違いは何?働き方からメリット・デメリットまでご解説!

アルバイトと派遣の違いは何?働き方からメリット・デメリットまでご解説!

2021/12/24 更新

  

アルバイトと派遣の違いについて、よく分からないという方は多いのではないでしょうか。同じ仕事内容でも時給に違いがあるのかなど疑問に思うこともあるでしょう。
こちらではアルバイトと派遣の違いについてはもちろんのこと、福利厚生や給料、メリットやデメリットを具体的に解説します。アルバイトと派遣の違いやそれぞれのメリットを理解することで、今後の働き方の参考になるでしょう。

アルバイトと派遣って何が違う?

アルバイトと派遣の大きな違いは雇用主と雇用期間です。こちらではアルバイト、派遣それぞれの雇用主、雇用期間について解説します。

アルバイトとは?

アルバイトとは?

アルバイトの雇用主はアルバイト先の企業です。アルバイトとして働きたい場合は、自分でアルバイト先の企業に直接応募して面接を受けます。採用が決まればアルバイト先の企業と直接雇用契約を締結し、給料もアルバイト先の企業から支払われます。アルバイトには雇用期間の制限がありません。希望すれば、何年でも働き続けることができます。

派遣とは?

派遣とは?

派遣社員の雇用主は派遣会社です。派遣会社から紹介された派遣先企業で仕事をしますが、雇用契約は派遣会社と結ぶので、雇用主は派遣先企業ではなく派遣会社になります。仕事の指示は派遣先企業から行われ、給料も派遣会社から支払われます。条件を満たせば、派遣会社が契約している福利厚生サービスなどを利用することも可能です。 派遣社員はアルバイトと違い、あらかじめ就業期間を決めて雇用契約を結ぶ必要があります。期間は短期から長期までさまざまですが、3ヶ月毎や6ヶ月毎の更新が一般的です。 ただし、同じ場所で働ける期間は3年までと法律によって定められています。3年働いた後に派遣先に直接雇用されれば、その限りではありません。

アルバイトと派遣の働き方

アルバイトと派遣の働き方の違いについてご紹介します。
アルバイトは資格が必要な専門性の高い仕事は少なく、未経験者でもチャレンジしやすい求人が多いのが特徴です。働く期間についてもイベントの仕事で1日のみの場合やお中元やお歳暮の時期のみというような短期間の仕事があります。就業規則的に問題がなければ、複数の仕事を掛け持ちすることも可能です。雇用期間がないので、アルバイト先との条件が合えば長期間アルバイトすることもできます。さまざまなアルバイトを経験することで、将来的に自分に合った仕事や自分の適性がわかるようになるという方も多いようです。

派遣は勤務時間・勤務場所・雇用期間などの希望をあらかじめ派遣会社に伝えることが可能です。自分に合わせたスケジュールや通勤に便利な場所など、自分のライフスタイルに合った働き方ができます。キャリアアップのために勉強している方や家族の都合によって働く時間を決めたい方に向いているでしょう。派遣会社にあらかじめ自分のスキルや資格を伝えておけば、自分に合った仕事を紹介してもらえます。資格を活かした働き方をしたいという方にはおすすめです。

アルバイトと派遣の福利厚生や給料

アルバイトと派遣では、一般的に派遣の方が高い時給に設定されている場合が多いです。これは、アルバイトと比べ派遣は知識や経験を必要する仕事内容が多いからです。アルバイトの場合は募集広告から面接、給与計算や保険の手続きも企業側が行わなければならず、企業側の負担が派遣に比べて大きいです。派遣の場合は、企業が条件やスキルを派遣会社に伝えることで派遣元企業が募集や面接まで行い、派遣を採用するための企業側のコスト負担やプロセスが必要ありません。

次にアルバイトと派遣の健康保険や厚生年金保険といった社会保険などの法的福利厚生について説明しましょう。アルバイトの場合は、要件を満たせば健康保険や厚生年金の適用や有給休暇を取得が可能です。ただし、雇用契約が2ヶ月以内の短期アルバイトの場合には法的福利厚生の対象外です。
派遣の場合は、要件を満たすと健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働者災害補償保険、介護保険などの社会保険に加入できます。要件を満たせば有給休暇、産休、育休を取得することも可能です。健康診断も受けられることもあります。

最後にアルバイトと派遣の法定外福利厚生について解説します。法定外福利厚生とは、企業によって特色があり、交通費の支給、社宅、福利厚生施設などがあります。アルバイトが法定外福利厚生の対象になる企業もありますが、ほとんどの場合は正社員やその家族のみを対象とするケースの方が多いでしょう。派遣は派遣元の企業ではなく、派遣会社の法定外福利厚生を利用できるケースがほとんどです。一般的には派遣会社が契約しているスポーツ施設の利用や派遣会社と提携したスキルアップ講座などが利用できます。

アルバイトと派遣のメリット・デメリット

アルバイトのメリットは働き方の自由度です。勤務時間や日数などの自由度が高く、雇用期間の制限もありません。副業もできるので、短期間で集中的に高収入を得ることもできます。アルバイトのデメリットは時給が低い傾向にあることです。また、社会的信用や雇用期間が決まっていないことから不安定な点もデメリットといえるでしょう。

派遣のメリットはアルバイトに比べて時給が高く、勤務時間や業務内容の希望を事前に提示して仕事を紹介してもらえることです。派遣会社の福利厚生でキャリアアップやスキルアップの研修などを行っていることが多いので、派遣社員としての経験だけではなく、スキルアップも狙えます。また、派遣会社が仲介していることによって悩んだときや困ったときに相談できるというメリットもあります。派遣のデメリットは同じ職場・部署で働ける期間が制限されていることです。どれだけ仕事ができて職場環境が自分に合っていても、雇用期間を超えて働き続けることができません。

正社員よりバイトや
派遣社員の数が増加している理由

1994年頃からアルバイトや派遣などの非正規雇用者の数は増加しており、総務省統計局が2019年8月に発表した「労働力調査」によると、働く人の3割以上を非正規雇用者が占めていることが分かりました。2018年同月の調査と比べると、非正規雇用者は70万人以上増加しており、年々数が増えています。非正規雇用者の数が増えている理由として、「自分の都合のよい時間に働ける」「家計の補助、学費等を得たい」などの理由が挙げられます。正社員は長時間・長期間働けますが、異動や転勤があるというデメリットもあるので、正社員に比べて自由度が高い非正規雇用者の数は今後も増えるでしょう。

まずは、自己分析を通して
自分に適した働きかたを見つける!

雇用形態にはアルバイト、派遣、正社員などさまざまな種類があります。それぞれに働き方の違いやメリット・デメリットがあるので、自分の適性や将来設計を見据えて選ぶと良いでしょう。やりがい・収入・キャリアアップなどを優先するのか、プライベートな時間や自由度を優先するのかは人によって異なります。自分にとって最も大切なことは何か、優先したいのは何かという点を考えて、自分に合った働き方を見つけましょう。

まとめ

アルバイトと派遣の働き方、福利厚生・給料の違いについてご紹介しました。それぞれの、メリット・デメリットが分かることで、自分に合った働き方の判断基準になるでしょう。日総工産株式会社では製造業分野における人材派遣、人材紹介等の総合人材サービスを行っています。製造系企業の正社員、派遣社員の求人情報が希望に合った条件で探しやすいので、就職・転職を検討されている方はぜひ参考にしてください。