中卒でも取れるおすすめの資格と勉強法、資格取得のメリットや注意点を解説
2025/10/29 更新
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■目次
- 1.中卒でも取得できる資格はある?
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2.中卒者が資格を取得するメリット
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①就職・転職で有利となる
②資格が必要な仕事に即戦力として応募できる
③学歴による収入差が少なくなる
④キャリアアップや独立・開業も目指せる
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3.中卒者におすすめの資格10選!
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①中卒者におすすめの国家資格【宅地建物取引士】
②中卒者におすすめの国家資格【行政書士】
③中卒者におすすめの国家資格【フォークリフト資格】
④中卒者におすすめの国家資格【ITパスポート試験】
⑤中卒者におすすめの国家資格【基本情報技術者試験】
⑥中卒者におすすめの国家資格【旅行業務取扱管理者】
⑦中卒者におすすめの民間資格【日商簿記検定試験】
⑧中卒者におすすめの民間資格【介護職員初任者研修】
⑨中卒者におすすめの民間資格【医療事務】
⑩中卒者におすすめの民間資格【マイクロソフトオフィススペシャリスト】
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4.中卒で取得できる資格の勉強方法
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①独学で勉強する
②スクールや通信講座を利用する
③資格によっては指定講習の受講が必要
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5.中卒者が資格を取得する際のポイント・注意点
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①就きたい職種・業種に関連した資格を選ぶ
②難易度の低い資格からチャレンジする
③資格取得が就職に直結するわけではない
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6.まとめ
中卒でも取得できる資格はある?
「仕事に役立つ資格を取得するのは、中卒だと難しいのでは?」と、学歴を理由に資格取得へのハードルを感じている人もいるのではないでしょうか。たしかに、専門性や高度な技術が求められる資格は、試験を受けるための条件(受験要件)が設けられていることが多く、学歴や年齢、一定期間以上の実務経験などが受験条件となる場合があります。
しかし、仕事に役立つ資格の中には受験要件がなく、学歴や年齢、国籍、実務経験などを問わず、誰でも受験できるものも多くあります。そのため、まずは就きたい仕事に関連する資格について情報収集し、自分に適した資格は何なのかを考えてみることが大切です。
中卒者が資格を取得するメリット
では次に、中卒者が資格を取得するメリットについて解説します。
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中卒者が資格取得で期待できるメリット
●就職・転職で有利となる
●資格が必要な仕事に即戦力として応募できる
●学歴による収入差が少なくなる
●キャリアアップや独立・開業も目指せる
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就職・転職で有利となる
保有する資格は、就職活動で自身の強みを示せる重要な要素のひとつです。履歴書の資格欄に何も書いていない人と、仕事に関連する資格の名称が書かれている人では、後者の方が有利であることは言うまでもありません。また、資格を持っていることを面接時にアピールすれば、就職を目指す意欲や仕事に対する前向きな姿勢を示せるでしょう。
資格が必要な仕事に即戦力として応募できる
職種によっては、有資格者しか就けない仕事もあるため、資格の保有を条件にしている求人も多くあります。無資格ではそうした求人への応募はできませんが、資格を取得していれば自信を持って応募でき、実務経験がなくても即戦力として評価されやすくなるでしょう。
学歴による収入差が少なくなる
一般的に、企業の給与水準は学歴が高くなるほど上がっていき、高卒や大卒者と中卒者を比べると、入社時の初任給だけでなく、勤務年数とともに収入差も大きく開いていきます。しかし、企業の給与体系や資格の種類(職種)によっては、給料と別途に資格手当が支給されるので、学歴による収入差を埋められる可能性があります。
キャリアアップや独立・開業も目指せる
資格を持っていると業務の幅が広がるため、無資格の場合より昇進・昇給しやすく、難易度の高い仕事や重要な業務に就いて、キャリアアップできるチャンスも多くなります。また、保有する資格を生かして自身のスキルを磨きながら、ワンランク上の仕事に転職したり、独立・起業を目指したりと、将来的なキャリアの選択肢も広がるでしょう。
中卒者におすすめの資格10選!
ここからは、中卒者におすすめの国家資格・民間資格10種を紹介します。いずれの資格も、受験に必要な条件(実務経験や学歴などの受験要件)はありませんので、気になる資格があればぜひチャレンジしてみてください。
中卒者におすすめの国家資格【宅地建物取引士】
宅地建物取引士(宅建)は、土地・建物の売買や賃貸物件の契約を結ぶ際、契約内容に関する重要事項を顧客に説明することができる国家資格です。資格を持っていると、不動産価格を評価する際にも重宝されるため、不動産業界はもちろん、建築・金融・保険など幅広い業界で活躍できるチャンスが広がります。
中卒者におすすめの国家資格【行政書士】
行政書士は、「権利義務関係の書類」「事実証明に関する書類」「官公署に提出する書類」の作成、および手続きの代行を唯一行える業務独占資格です。行政書士の資格があれば、法律事務所・弁護士事務所などの士業事務所、建設業・不動産業の一般企業、一般企業の総務部・法務部など、さまざまな業界・部署の職場で活躍でき、独立して事務所を構えることも可能です。
中卒者におすすめの国家資格【フォークリフト資格】
フォークリフト資格(運転免許)には、最大積載荷重1トン以上のフォークリフトで作業する際に必要な「フォークリフト運転技能修了書」と、最大積載荷重1トン未満のフォークリフトで作業する際の「フォークリフト運転特別教育修了書」があります。フォークリフトは資格がないと運転できないため、フォークリフト作業のある製造業や物流業への就職で有利になるでしょう。
中卒者におすすめの国家資格【ITパスポート試験】
ITパスポートは「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家資格で、IT関連の基礎知識を有していることの証明となります。IT業界で活躍するためには、より高度なスキルや資格が必要となる場合もありますが、未経験からIT系の仕事を目指すなら、まず取得しておきたい入門的な資格といえるでしょう。
中卒者におすすめの国家資格【基本情報技術者試験】
基本情報技術者試験とは、主にIT系の仕事に携わる人や、これから携わろうとしている人を対象にした国家資格です。試験ではITの基礎知識をはじめ、論理的思考力やマネジメント知識などが問われます。合格すれば、情報処理技術者として一定以上のスキルを有していると経済産業省より認定されます。
中卒者におすすめの国家資格【旅行業務取扱管理者】
旅行業務取扱管理者は、旅行業務を管理・監督するための国家資格で、資格を持っていると旅行業界で働く際に有利となります。資格には「国内旅行業務取扱管理者」「総合旅行業務取扱管理者」「地域限定旅行業務取扱管理者」の3種類があり、それぞれ扱える旅行の種類が異なります。
中卒者におすすめの民間資格【日商簿記検定試験】
日本商工会議所が主催する日商簿記は、簿記の習得度を測る検定試験です。取得すれば企業の経理や財務、総務などの職種をはじめ、お金を扱う金融業や販売の仕事でも役立ちます。事務系の仕事に応募する際には、取得しておいて損はないでしょう。
中卒者におすすめの民間資格【介護職員初任者研修】
介護系の入門的な資格となる介護職員初任者研修は、介護の基本的な知識や技術を習得するための民間資格です。資格を持っていると可能な業務の幅が広がり、介護業界への就職・転職で有利となります。
中卒者におすすめの民間資格【医療事務】
医療事務とは、病院や診療所などの医療機関で、窓口業務・診療費の計算・会計業務・診療報酬明細書(レセプト)作成などを行う事務職です。医療事務の資格には、主に「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)」「医科医療事務管理士®」「診療報酬請求事務能力認定試験」「医療事務認定実務者®」など、認定団体によってさまざまな種類がありますが、それぞれ難易度や認定基準が異なるため、自分に合った資格を選ぶようにしましょう。
中卒者におすすめの民間資格【マイクロソフトオフィススペシャリスト】
マイクロソフトオフィススペシャリスト(通称MOS)は、マイクロソフトオフィス製品(ワードやエクセル、パワーポイントなど)のスキルを証明する民間資格です。多くの企業でマイクロソフトオフィスのソフトを使用しているため、取得しておけば業界や職種を問わず役立つでしょう。
中卒で取得できる資格の勉強方法
独学で勉強する
自分一人で勉強する独学の場合、問題集や参考書の購入費だけで済むため、学習にかかる費用を低く抑えることができます。また、空いた時間に自宅や好きな場所で勉強できるので、働きながら資格を取得したい人も無理なく学習を進められます。ただし、わからない部分があったり、勉強に行き詰まったりした時、誰かに質問・相談できないのがデメリットです。
スクールや通信講座を利用する
時間的・経済的に余裕があれば、資格専門のスクール(予備校)や通信講座を利用するのもいいでしょう。スクールや通信講座は、資格取得に特化したカリキュラムが組まれているため、ポイントを押さえて効率的に勉強を進めることができます。それ相当の費用はかかりますが、独学では不安な人や、勉強の進め方がわからない人にもおすすめです。
資格によっては指定講習の受講が必要
そのほか、資格によっては、指定講習の受講が資格取得の条件になっている場合もあります。そうした資格の場合、決められた講習を受講することで資格が取得(試験なしで取得)できたり、講習で試験内容の指導があったりするため、事前に必ず確認しておきましょう。
中卒者が資格を取得する際のポイント・注意点
では最後に、中卒者が資格を取得する際の注意点や、押さえておきたいポイントについて解説します。
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中卒者が資格を取得する際に押さえておきたいこと
●就きたい職種・業種に関連した資格を選ぶ
●難易度の低い資格からチャレンジする
●資格取得が就職に直結するわけではない
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就きたい職種・業種に関連した資格を選ぶ
資格取得を検討する際には、自分が就きたい仕事(業種・職種)に関連するものを選びましょう。応募する仕事の実務に役立つ資格でなければ、持っていてもあまり意味がありませんし、職種によっては資格の有無がさほど重視されない場合もあります。資格取得には、ある程度の時間や費用もかかりますので、どの資格が希望する仕事や就職時に有利に働くのか、しっかりと情報収集して検討することが大切です。
難易度の低い資格からチャレンジする
一般的に、難易度が高い上位資格は社会的信用度や需要が高く、取得すれば就職活動でも評価されやすくなります。とはいえ、最初から難易度の高い上位資格に挑戦して、勉強に時間とお金と労力を使い過ぎ、就職活動に支障が出てしまっては本末転倒です。
資格はあくまでも「就職や仕事をするための手段」であり、取得することがゴール・目的ではありません。その点をしっかりと理解し、まずは自分のレベルに合った難易度の低い資格からチャレンジすることをおすすめします。
資格取得が就職に直結するわけではない
資格はあくまでも知識や技術を証明するものであり、取得したからといって必ず就職できるわけではありません。多くの企業では、資格以上に本人の意欲や人柄などを重視し、採用の合否を総合的に判断します。もちろん、資格を持っていることも大きなアピールポイントとなりますが、取得した資格をどう仕事に生かしていきたいのかを、自分の言葉できちんと伝えることが大切です。
まとめ
今回は、中卒者におすすめの資格や勉強法、資格を取得するメリットや注意点について解説しました。
中卒者の就職活動では、どうしても学歴のハンデを感じてしまいがちですが、仕事に役立つ資格を取得することで、希望する職種や業種への就職・転職がかなう可能性が高くなります。そして、その職に就いてしまえば、あとは実務経験を積みながらスキルアップしていくことで、将来的なキャリアの選択肢も広がっていきます。
就職・転職に向けて資格取得を検討している中卒の方は、ぜひ本記事でご紹介したポイントを参考にしながら、自分の目標や目的に合った資格を取得し、自信を持って就職活動に臨んでください!
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