未経験からエンジニアに就職する方法|やめとけと言われる理由も解説
2025/10/29 更新
未経験でも準備をすれば、エンジニアに就職することは可能です。とはいえ、具体的に何を準備すればいいのか、イメージできない人もいるでしょう。今回は、未経験からエンジニアに就職する方法や、「やめとけ」と言われる理由などをわかりやすく紹介します。
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■目次
- 1.未経験からエンジニアになることはできる!
- 2.未経験でエンジニアを目指すのにおすすめの職種
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①インフラエンジニア
②マークアップエンジニア
③プログラマー
④ネットワークエンジニア
⑤サーバーエンジニア
- 3.「未経験からエンジニアになるのはやめとけ」と言われる理由
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①知識やスキルのアップデートが大変
②向き不向きが分かれやすい
③残業や休日出勤が多くなりやすい
- 4.未経験からエンジニアを目指すメリット
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①将来性が見込める
②手に職をつけられる
③多様な働き方ができる
- 5.未経験でもエンジニアに向いている人の特徴
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①継続的に学べる向上心がある
②粘り強く集中できる
③論理的思考力がある
- 6.未経験からエンジニアになるのに必要なスキル
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①基本的なITスキル
②プログラミングスキル
③コミュニケーションスキル
- 7.未経験でエンジニアへの就職を成功させるコツ
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①仕事を続けながら知識を身に付ける
②プログラミング言語を学習する
③未経験歓迎の求人を探す
- 8.まとめ
未経験からエンジニアになることはできる!
未経験からエンジニアになることは十分に可能です。
経済産業省が発表した「参考資料(IT人材育成の状況等について)(P.5)」によると、2019年をピークにIT関連産業への入職者は退職者を下回り、将来的には約40〜80万人規模でIT人材が不足すると予想されています。
未経験応募OKのエンジニアの求人が多くなっている状況なので、未経験からでもエンジニアに挑戦しやすいといえます。
未経験でエンジニアを目指すのにおすすめの職種
未経験からエンジニアを目指すのにおすすめの職種はいくつかあります。ここでは、代表的な5つのエンジニア職種について紹介します。
インフラエンジニア
インフラエンジニアとは、サーバーやネットワーク、クラウドといったITの土台となるシステムを設計・構築・運用・保守する職種です。
運用や監視など、マニュアル化された業務からキャリアをスタートできるため、IT知識が浅くても挑戦しやすいといえます。
キャリアアップの例としては、最初は運用・監視業務を担当し、実務を重ねることで保守・構築や要件定義、上流工程へ進む人が多いです。
マークアップエンジニア
マークアップエンジニアとは、HTML・CSSのコーディングを中心にWebサイトの見た目を作り上げる職種です。
最新技術やWebデザインのトレンドをキャッチアップしやすく、フロントエンドエンジニアやWebディレクターなどへのキャリアパスも広がっています。
マークアップエンジニアはWeb制作の入口となることが多く、未経験からでも学習・転職のチャンスが充実しています。
プログラマー
プログラマーとは、主にプログラミング言語を使い、システムやアプリ、Webサイトなどのプログラムを書く職種です。
未経験の場合は、最初はテストや簡単な修正業務から始め、徐々にレベルアップするパターンが一般的です。
実力をつければWeb系、アプリ開発、AI、IoTなどさまざまな分野へ広げられるのが強みといえます。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアとは、企業のインターネットや社内LANの設計・構築・運用・保守を担当する職種です。
独学やスクールでネットワークの基礎(TCP/IPやルーティング、DNS、クラウド基礎など)を学ぶことができ、CCNA等の資格取得が就職・転職に有利になります。
最初は運用・監視やヘルプデスク等の定型業務からスタートし、経験を積むと設計・構築やネットワーク全体の管理へとステップアップできます。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアとは、サーバーの設計・構築・運用・保守を担い、OS設定やソフトウェアのインストール、トラブル対応を行う職種です。
初めは運用・保守業務からスタートし、経験を積むことで設計・構築やクラウドエンジニアへのキャリアアップも可能です。
なお、日総工産<工場求人ナビ>では、未経験からITエンジニアになりたい方向けのWEB説明会を開催しています。気になる人は、以下のリンクからチェックしてみましょう。
「未経験からエンジニアになるのはやめとけ」と言われる理由
未経験からエンジニアを目指す際、周りから「やめとけ」と言われた経験がある方もいるでしょう。ここでは、「未経験からエンジニアになるのはやめとけ」と言われる理由を3つ解説します。
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「未経験からエンジニアになるのはやめとけ」と言われる理由
●知識やスキルのアップデートが大変
●向き不向きが分かれやすい
●残業や休日出勤が多くなりやすい
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知識やスキルのアップデートが大変
未経験からエンジニアになるのが難しいと言われる理由の一つに、知識やスキルのアップデートが大変という点があります。
エンジニアは専門職であり、基礎スキル習得だけでなく、仕事を続ける中でも新しい技術やソフトウェア、開発手法を継続的に学び続けなければなりません。
また、初学者にとっては難しい概念やプログラミングの壁にぶつかりやすく、途中で挫折する人も多いです。
向き不向きが分かれやすい
未経験からエンジニアになるのをやめとけと言われる理由の一つに、向き不向きが分かれやすいことがあります。
エンジニアの仕事は専門的で幅広いため、個人の性格や適性によって習得のしやすさや、仕事を続けやすいかどうかが大きく異なります。問題解決や設計、開発などで論理的思考が求められ、自発的に改善や工夫を繰り返す仕事であるため、適性が合わないとストレスを感じやすい点には注意が必要です。
残業や休日出勤が多くなりやすい
残業や休日出勤が多くなりやすい点も、未経験からエンジニアになるのは「やめとけ」と言われる理由の一つです。
厚生労働省が発表した「IT業界の長時間労働対策について(P.1)」によると、IT業界の年間所定外労働時間は198時間と、全産業の平均129時間よりもかなり高い水準となっています。
ITエンジニアの仕事はプロジェクト納期やトラブル対応のタイミングで忙しくなることが多く、結果として残業や休日出勤が発生しやすい傾向にあります。
未経験からエンジニアを目指すメリット
未経験からエンジニアを目指すことに興味があるものの、どんなメリットがあるのか気になる人も多いのではないでしょうか。ここでは、未経験からエンジニアを目指すメリットを3つ紹介します。
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未経験からエンジニアを目指すメリット
●将来性が見込める
●手に職をつけられる
●多様な働き方ができる
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将来性が見込める
未経験からエンジニア職を目指す最大のメリットは、将来性が見込めることです。
厚生労働省が発表した「IT・デジタル人材の労働市場に関する研究調査事業(P.3)」 によると、2030年にはIT人材が最大約80万人不足するとされるほど、エンジニアの需要は年々高まっています。
IT技術は社会のインフラとなりつつあり、ほぼすべての業界(金融・医療・製造・物流など)で必要とされるため、長期的な安定キャリア形成が期待できます。
手に職をつけられる
ITエンジニアの専門スキルは一生ものの財産となり、自身の市場価値を高める武器となります。
IT技術の基礎をしっかり習得すれば、転職時やキャリアチェンジでも現場で役立つ力と評価されやすいです。
実務を重ねることで、初心者からでも専門性の高い分野へのキャリアチェンジや高収入も狙えます。
多様な働き方ができる
未経験からエンジニアを目指すメリットの一つに多様な働き方ができることがあります。
国土交通省が発表した「令和5年度テレワーク人口実態調査-調査結果(概要)-(P.29)」によると、IT業界のリモートワーク実施率は2023年で72.8%となっており、地方移住や在宅勤務を希望する人にも最適な職種の一つです。
未経験でもエンジニアに向いている人の特徴
ここからは、未経験でもエンジニアに向いている人の特徴を3つ紹介します。
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未経験でもエンジニアに向いている人の特徴
●継続的に学べる向上心がある
●粘り強く集中できる
●論理的思考力がある
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継続的に学べる向上心がある
未経験からエンジニアを目指すのに向いている人の特徴として最も重要なのが、継続的に学べる向上心があることです。
エンジニアの仕事は技術進化が速く、常に新しい知識やスキルを学び続けなければならないため、継続的な努力なしに成長は難しいからです。
継続的に努力を重ねることで、専門性を高めて高度な業務へステップアップしやすくなります。
粘り強く集中できる
未経験からエンジニアを目指す人にとって、粘り強く集中できることは非常に重要な特徴です。
エンジニアの仕事ではエラーやトラブルの解決、新しい技術の習得など、困難な課題に長時間取り組むことが多いためです。
新しい技術の習得も時間と労力がかかり、途中で挫折せずに粘り強く学び続けられる人が成長しやすいといえます。
論理的思考力がある
論理的思考力があることも、未経験からエンジニアに向いている人の特徴です。
エンジニアは顧客やユーザーの要望から最適なシステム仕様や設計を決める必要があり、コストや性能、実現可能性を考慮しながら論理的にまとめることが求められます。
また、問題が起きたときに根本原因を特定し、効率的かつ効果的に解決策を導き出すためにも論理的思考が不可欠です。
未経験からエンジニアになるのに必要なスキル
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未経験からエンジニアになるのに必要なスキル
●基本的なITスキル
●プログラミングスキル
●コミュニケーションスキル
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基本的なITスキル
初心者がエンジニアを目指す場合に必要な基本的なITスキルは、ソフトウェアやハードウェア、ネットワークなどの基礎知識です。
パソコンのOSやオフィスソフト(Word、Excel)、メール、開発ツールなどを使いこなせることや、IT機器の基本的な構成や操作方法の理解が重要です。
ほかにも、インターネットや社内LANの基本構造、Wi-Fi接続、IPアドレスの意味、ネットワークトラブル時の基本対応ができると会社から重宝されやすくなります。
プログラミングスキル
未経験からエンジニアを目指す場合、プログラミングスキルは必須の基礎能力です。
プログラミングスキルとは、プログラミング言語(例:JavaScript、Python、Rubyなど)の基礎文法や構造の理解と、実際に簡単なコードが書ける実践力のことです。
システム開発やWebサイト作成、アプリのロジック実装など「何をどう作りたいか」に応じて使う言語が違うため、自分のやりたい分野に合わせて学習するのが効率的といえます。
コミュニケーションスキル
初心者がエンジニアになる場合、コミュニケーションスキルは技術力と同じくらい重要です。
エンジニアの仕事は1人で黙々と作業するだけではなく、チーム開発・顧客対応・設計打ち合わせ・トラブル時の連携など多岐にわたるためです。
こまめに報告・連絡・相談を習慣化し、積極的に質問・打ち合わせ・現状共有を心がけることで、コミュニケーションスキルを高めていきましょう。
未経験でエンジニアへの就職を成功させるコツ
就職や転職を考えている人の中には、「未経験だけどエンジニアにチャレンジしてみたい」と感じている人も多いでしょう。ここでは、そのために役立つ3つのコツを解説します。
仕事を続けながら知識を身に付ける
未経験からエンジニアになるには、仕事を続けながら計画的に学習し、実践と知識習得を両立させることが採用につながります。継続的に学習する習慣が身につくため、エンジニアとして必要な学び続ける力が自然に養われます。
具体的には、小さな目標を設定し計画的に学ぶのがおすすめです。例えば「1日1時間、1週間で○○の基礎を理解する」など、段階的な目標を作りましょう。
プログラミング言語を学習する
プログラミング言語を学習することも、未経験からエンジニアへの就職を成功させるためのポイントの一つです。
プログラミングはシステムやアプリ、Webサイトを作る基盤スキルであり、理解があると開発業務や設計理解がスムーズになります。
会社の採用面接でも「基本的なコーディングができるか」「簡単なプログラムを実装できるか」が、評価の対象となる場合がほとんどです。
未経験歓迎の求人を探す
繰り返しになりますがIT業界は深刻な人材不足のため、未経験者を積極的に採用する企業が増えており、未経験歓迎の求人が多く出ています。
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特に未経験の場合、研修内容や教育制度が充実しているか、中途採用でもOJTサポートがあるかを求人情報や企業サイトでチェックしておくと安心です。
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まとめ
人手不足により将来性が見込め、手に職をつけられる点がエンジニアの魅力です。
職種をしっかりと選んで必要なスキルを身につけることで、未経験からでもエンジニアになることは可能です。
これらのポイントを押さえた上で計画的にスキル習得と就職活動を進めて、未経験者でもエンジニアとしてのキャリアをスタートさせましょう。
